我が家はサニーニィの希望もあって、山登りをしてきました。早朝に家を出て山小屋に一泊、翌日の午後帰宅という計画で。

サニーにはお留守番をお願いしました。万が一遭難したら、サニーに会えなくなる。サニーが一人で何日も過ごさなければならなくなったら、サニーの命にも関わる問題になる。だから絶対に無事に帰る。そのために家を出たら帰るまで、絶対に転ばない。滑落したら最後だと思って。

だから「春山」だけど、だからこそアイゼンも12本爪。ピッケルワークもイメトレして練習して。服装は厳選して冬仕様で。

案の定、北アルプスの上の方はまだ冬で、吹雪にあいながら山小屋に到着しました。帰りも下り始めは前日以上の物凄い風と雪💦

恐ろしさと美しさを堪能して帰宅すると、車が到着した瞬間にサニーのピャゥ！という声…。

本当に良かった。無事でいてくれた。ありがとう！サニーちゃん、ありがとう！ごめんね。

荷物を片付けて洗濯機を回して、テーブルについてホッとすると、サニーはいつもの膝の上で穏やかにウツラウツラ…。平穏な時間の心地良さも、いつもの100倍感じられたことでした。

まだ1歳少しの小さな鳥を、一晩もの長い間置いて出ることが、良いわけがありません。それでもやっぱり、私は出かけた価値があったと思っています。

人間という生き物の手にその命を委ねざるを得ない飼い鳥を、大切にしたい。改めてそう思います。