白樺峠に鷹を見に。
毎年この時期に、奈川の白樺峠に鷹を見に行きます。
バードウォチャーの間では多分有名なこの場所は、大当たりの日には数千羽の鷹たちが目の前を飛んで行くのです。…が、通い始めて20年、一度も当たった事はありません。でも、上昇気流を掴んで弧を描き、高度を上げてゆく彼らを見ていると、なんだか自分も飛んでいるような気持ちになって、秋のお山の空気を吸って生き者たちに会うと、大変によろしいのです^ ^
そんなわけで、いざ!
落ちている木の枝から生えたキノコ。枝を触ると中はスカスカらしく、フニャっとしています。菌糸が張り巡らされているんだろうな…。
チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ。漢字で書くと中部摩耶山(産だっけ?)瘤矢筈天牛。子供達は何度も何度も、つっかえながら繰り返してこの長〜い名前を憶えてしまいました。摩耶山で見つかった瘤のある翅の後ろが矢筈のようになった「マヤサンコブヤハズカミキリ」の中部産亜種、っていう事らしいです。昆虫も植物も、分類方法は日々、毎年どこかが変更され、ハナから付いていけません。◯◯の仲間、まで判ればいいの、もう。
オヤマボクチ 巨大なアザミみたいな花…。
アキノキリンソウ。真上から見るとこんな感じ〜
どれも美味しそう^ ^ あ、でもどれも名前が分かんないから食べませんよぅ。
ムツアカネ。こんな真っ黒なのにアカネ。赤トンボなのね…
お目当の鷹は、数は少ないながらハチクマ、サシバ、ツミ、ハヤブサの姿を確認しました。それからハリオアマツバメとホシガラスは番外。
秋の1日を堪能しました^ ^