朝はゴハンをバババッと食べるとバタバタバタッと学校に出かけて行くサニーニィ。

サニーとはあまり（というか、ほぼ全く）触れ合う時間はありません。

ランドセルを背負って、帽子を被って…と急いで支度をし始めると肩や背中に止まって「ポポピィ！ポピュピヨ！」と鳴いて、なんだか「どこ行くの？行っちゃうの⁈」って言ってるみたいなのです。

だからサニーニィがドアを開ける時には

「お母さん、大丈夫⁈」

「オッケー！行ってらっしゃい！」

のやり取りが欠かせません。一度サニーが追いかけて飛んで行きそうになってとても慌てた事があるのです。

その日も「じゃ、開けるからね！」

「いいよ〜」

の確認をしてから、サニーニィは出かけて行きました。

バタンと閉まったドアに向かって飛んで行ったサニーは窓のところにしがみつきました。

おにーちゃん、いなくなっちゃった…。

おかーさん。おにーちゃんは？ここからいなくなっちゃったんですけど。

おにーちゃん…。

サニーちゃん、大丈夫ですよ。おにーちゃんはちゃんと帰ってくるからさ。

そしたら一緒に本読んだり、ウツラウツラしてあげてよね^ ^